【ネタバレ考察】FF7 REMAKEの真実

サブカル
FINAL FANTASY VII REMAKE_20200412162843

いろんな方がすでにFF7REMAKEについて考察されていますが、今回の作品はFF7原作とは異なる部分があり、物語の運命が変わることを示唆しています。

そして私も、私なりに今作品の重要なメッセージにたどり着く事ができましたのでご紹介したいと思います。

この記事はFF7およびFF7REMAKEの内容を既に知っている方を対象にしています。完全なネタバレ記事となりますので、未プレイの方はご注意ください。なおこの記事の考察はあくまで私の個人的な憶測ですのでご了承ください

フィーラーの存在

今回のREMAKEでは「フィーラー」という幽霊のようなウジャウジャが存在します。レッドXIIIが「(星の)運命の流れを変えようとする者の前に現れ行動を修正する」と説明しているように、星の運命が変わりそうな場面でクラウドたちの前に現れます。つまり誰かが運命の流れを変えようとしているということです。

原作には出てこなかったフィーラー。定められた星の運命を変えさせないようにしている、変えられると都合が悪いと思っている者が存在するということでしょうか。

ただ、フィーラーが守りたい運命とは必ずしも原作シナリオの運命とは限りません。むしろ私はそれ以外の運命の可能性が高いと思います。

レッドXIIIが「星は力尽きてしまうらしい」というのはメテオ衝突のことを指していると思われますので、フィーラーはそれを望んでいるということになります。

エアリスの言動

今作のエアリスは、確実に原作のエアリスとは違います。クラウドたちの運命、自分の運命、星の運命について何か知っているようです。

それを決定づける言動はいくつもあります。

五番街スラムの教会で、プレートから落ちてきたクラウドとレノが対峙したとき、まだ何も知らないはずのエアリスが「ソルジャー」や「なんでも屋さん」と言います。

クラウドも一瞬、え?という反応をしますが、すぐにレノに向き直ります。

また五番街スラムで黒マントの男にあった際、クラウドがセフィロスについて

「実は生きているのかも知れない」

と言うのですが、このときエアリスは不自然な感じで

「そう…なんだ」

と寂しそうな反応をします。

そして「行こう、クラウド」と言ってさっさと歩いて行ってしまいます。エアリスは自分の未来がセフィロスによって断ち切られるという運命を知っているとしか思えません。

七番街プレートの落下についても、本当に落下してしまうという事実を知っていたようです。

ティファがプレート落下計画について「もし もし もし 本当でも ギリギリで中止になる そうなる」と言った時、エアリスの反応は、うつむいて「うん」と言うだけでした。

さすがにその反応を変に思ったティファが「エアリス、何か知ってるの?」と聞くと、エアリスは驚いた顔で「え?」と聞き返します。

七番街プレートの支柱が壊される前のシーンでは、ティファが「近くにセブンスヘブンってお店があるの」と言っただけで、エアリスは「マリンが待ってる、でしょ?」と言います。

まだティファは何も話していないのに、マリンが待っていることをなぜエアリスは知っているのでしょうか。

プレートが本当に落ちるかどうかまだ分からない状態で、エアリスがウエッジに「わたしたちの声で助かる人大勢いるって信じよう」と言います。ウエッジは、エアリスがプレートが落ちることを前提で話しているため、「エアリスは、プレートが落ちるって信じてるんすね」と言い、エアリスはハッとします。

そして、マーレ(クラウドとティファが住むアパートの大家さん)がエアリスにプレートは落ちるのかい?と聞いたとき、エアリスは「はい」と答えるのです。

エアリスがクラウドに感謝の気持ちを述べ、

「でも、好きにならないで」「もしそうなっても気のせいだよ」

というシーンもあります。クラウドにとってはまさに「一方的だ」としか映らないでしょうね。

そして終盤の神羅ビルの部屋でのシーン、ここでエアリスから重要なセリフがあります。ただエアリスの言葉の意味がはっきりしません。はっきり言えないのか、運命の記憶が断片的なのか。

エアリス:「私たちの敵は神羅カンパニーじゃない。きっかけは神羅だけど、本当の敵 ほかにいる」

エアリス:「私、どうにかして助けたい。みんなを。星を。」

ティファ:「エアリスは何を知っているの?」

エアリス:「今は迷子みたい。動くほど道がわからなくなる」

エアリス:「フィーラーが触れるたび、私のかけらが落ちていく」

エアリス:「黄色い花が道しるべだったんだ」

エアリスのいう本当の敵とはセフィロスなのでしょうか。原作では神羅とセフィロス意外に敵はいませんでした。元凶はジェノバですが。

このシーンのセリフはどれもいまいち理解できないですね。今作の時点では確実なことは言えません。

ひとつの仮説としては、エアリスのタイムリープです。タイムリープの目的は運命を変えることでしょう。

フィーラーも、タイムリープしたエアリスが運命を変えたがっているからこそ現れたと考えられます。エアリスが変えたいのは原作の運命ではなくメテオが衝突する運命だと思われますので、そうなると、フィーラーが守りたい運命というのはメテオが衝突し星が消滅する運命ということになります。

エアリスが望まない運命、例えば星の滅亡が引き起こされてしまったり、セフィロスが生き延びるという別の運命が、実際には発生したという可能性があります。エアリスはそれを変えようとしているのかも知れません。こうなると、タイムリープとパラレルワールドが混在することになります。今回のREMAKEでは原作とは別の時間軸の話なのでしょうか。

クラウドの未来予知

今作では、クラウドに未来を予知するような症状が現れます。

ここで確実に言えるのは、誰かが、少なくとも一度はすでに運命を辿っていることを意味しています。ですがなぜクラウドにこのような未来が見えるのかは分かりません。

クラウドの未来予知は、決まってエアリスの死亡シーンです。クラウドが涙を流すシーンがありますが、これは「エアリスが殺されて悲しかった」という感情を知っていることになります。

この未来予知について考えられる原因の一つは、先ほど述べたエアリスのタイムリープではないでしょうか。原作のクラウドは当然このような未来を予知する能力はありませんでしたし、原作の運命こそ、紛れもなくオリジナルの運命でしょう。

エアリスがどこかの未来からタイムリープしたことがトリガーとなり、運命が変わらないようにフィーラーが現れたり、クラウドの体に何らかの変化が生じ未来予知能力が現れたという可能性が考えられます。

ひょっとすると、未来予知ではなくクラウド自信がタイムリープし、これから起こるべきエアリスの死という「過去」を思い出している、という可能性もあるのかも知れません。

セフィロスの言動の謎

原作では膨大なライフストリームから全ての知識を得たセフィロスがメテオ衝突を企て、クラウドに阻止されます。

REMAKEでは、さらに何かを知っているような様子でクラウドに語りかけます。

どれも具体的な言葉ではないため真実は分かりませんが、エアリス同様、運命を知っていることは確実でしょう。

「運命に逆らうな」と言ったり「お前の力が必要だ 運命に抗ってみないか」とクラウドに協力を求めたりしています。複数の時間軸のセフィロスが存在したり、セフィロスとクラウドが協力しなければならない別の敵の存在を示唆しているような感じもします。

また一人称が「俺」と「私」という2つを使っているところも、状況の違うセフィロスの存在を示しています。

そして全くわからない言葉が、

「終末の7秒前 だがまだ間に合う 未来はお前次第だクラウド

エンディングでセフィロスがクラウドに言う言葉です。どういう意味なのでしょうか。さすがにこの真相を明らかにするのは続編以降となりそうです。

フィーラーを倒し、「ここから先はまだ存在していない世界の先端」に来てしまったクラウドたち。そこから先は、運命を作り直す(REMAKE)しかないのでしょう。

そしてセフィロスは「原作の運命を変えたかった」だけではないようです。彼の本当の目的は何でしょうか。そして他にも真の敵が存在するのでしょうか。

REMAKEの本当の意味

今作「REMAKE」タイトルの意味についてお話しします。

今作品は、1997年発売のFF7(原作)のリメイク作品であることはパッケージ裏にも書かれているとおりです。しかし、もうひとつREMAKEの意味があります。

それは、一度は辿ってしまった運命を作り変えるという意味の「REMAKE」です。エアリスやセフィロスは自分たちが辿ってしまう運命を知っています。これは原作のストーリーを一度は歩んだことを示しています。この運命を作り直すというのが今作のテーマなのです。

ただし、原作で辿った運命を変えたいと思っているわけではないかも知れません。セフィロスは原作の運命を変えたいと思っているでしょうが、エアリスの場合は先ほども述べたようにそうではないと考えられます。となると、原作の運命とは別の複数の運命が存在することになります。エンディングではザックスの生存ルートを匂わすシーンもありました。

最後のフィーラーを倒したクラウドたちは、「まだ存在していない」その先に進むことになりました。

今回の作品は、原作の制作上のリメイク版であると同時に、物語上の「REMAKE」でもあるのです。タイトルにつけられた「REMAKE」の意味は作品の作り直しという意味と「物語の運命を作り直す新たなストーリー」というゲームの副題を掛けていたんですね。FF7原作を踏襲した続編と捉えることもできます。個人的には素晴らしい発想だと思います。

考えてみれば、単なる制作上のリメイク作品ならば、ゲームタイトルに「REMAKE」とつかない気もします。「運命を作り直す」という重要なメッセージとして、この作品のサブタイトルとなっているのです。

パッケージにはこう書かれています。

ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナル要素を加えた作品となり・・・

おそらく原作のストーリーを辿ることはできるのでしょうが、エアリス生存ルートやセフィロスではない別の敵の存在などは否めません。またセフィロスも一度は経験した原作の運命、もしくはもっと別の恐ろしい運命をREMAKEしようとしています。

いずれにしても運命を作り直す戦いなのは間違いないでしょう。

REMAKEは、単なるリメイク版ではありませんでした。従来のFF7ファン向けとなっており、初めてFF7をプレイする人には深いところまではとても理解できず、楽しめないかも知れません。その点については残念です。さらに、クライシスコアFF7(CCFF7)もプレイしていないと分からないエンディング。また未来からのタイムリープとなると、映画のFF7アドベントチルドレン(FF7AC)にも謎を解き明かす鍵がが隠されていそうです。それはまた別の機会に。

ともあれ「FF7 REMAKE」というFF7のような別作品、私的にはとても楽しめました。続編も待ち遠しいです。今作のいろんな謎が解明されていくでしょう。

展開がFF15やドラクエ11に似ていますね。

タイトルとURLをコピーしました